違和

もうかなり前のことになる。

結婚したいと足掻いていた頃、友人からある女性を紹介された。

友人の同僚(数年ほど後輩)とのことだ。

『どう?』とだけ書かれたメールには画像が添付されていた。

それを見る限り、かなり整った顔立ち。

このルックスで、その年まで独り身ということは、仕事をがむしゃらに頑張っていたか、人間性にかなりの問題があるか、金銭的にオカシイか、ダメンズに引っかかるタイプか…

 

紹介されたその週末、会う事になった。

目の前にいる彼女は、服装はシンプルで落ち着いた感じ。だが、その雰囲気には華のあった。

更に話してみれば、機転の効いた会話のできる頭の良い女性だった。

つまりは、非常に良い人だった。

 

しかし、ものすごい違和感が…

不気味の谷』をご存知だろうか。

wired.jp

顔の皮膚、表情の作り方、の全てが、不気味の谷のギリギリこちら側。

本当に徳俵で踏みとどまってると言った風情。

当時のボクは既に外見で人を判断するほど若くも幼くもなかったが、どうにも受け入れられず…

彼女との軽いランチを終え、彼女が見えなくなったと同時に紹介してくれた友人に断りのメールを入れた。