It's My Life

ひっそり

近親者

今日の午前中、母親から久しぶりに電話があった。

ボクは両親と没交渉、と言っても仲が悪い訳ではなく、ただ単に電話したりメールしたりするのが面倒くさいと言うだけですが。

余りに久しぶりだったので、何かあったのか、と少し身構えて電話に出ました。

両親に何かあった訳ではなく、母の一番上の姉(ボクから見れば伯母)が先月初めになくなったそうです。葬儀はごく限られた身内のみで行ったそうです。ボクは伯母から見れば三親等だし、そもそも最後に会ったのが祖母の葬式だったので25年以上前ですから直接連絡がこないのは当然でしょう。

さて、母が8月中はおろか、今月になって漸く連絡してきたのは、現在一人しかいない息子のボクと伯母のことについて話す気力が無かったからとのこと。先週末の四十九日の法要が終わっても暫くはボクに連絡する気力が出ない程、"しゅん…"としていたそうです。

母によると、伯母は79歳になる直前に風呂で倒れ、そのまま病院に運ばれたものの、一度も意識を回復させることなくその翌々日に他界したそうです。

痛みも苦しみもなく亡くなったのは不幸中の幸いでした。

伯母は高血圧で30年近く降圧剤を飲んでいたそうです。

直接の死因は脳の血管が原因だったものの、これが死の原因だったかどうかは判りません…

 

78歳(享年80歳)は今の平均寿命を考えれば少し早いけど、後期高齢者にもなれば死は常に傍にあるという事でしょう。