資産形成過程において1000万円がひとつの区切りだというのは何となく判ります。
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どうやら、1000万円を貯めるのはかなりハードルが高いと言うのが、一般的な認識のようです。
ボクは30歳から真っ当に働き始めて最初の転職をするまでの4年半で1,000万円貯まりました。当時は資産運用は全くしておらず、純粋に貯金だけで1,000万円です。
因みにこの4年半で通勤手当も含めて額面2,000万程度、手取り1,700万程度。この額面の中には最初の会社の退職金(中退共)がほんの少し入ってます。
年収は通勤手当を除くと額面で350~420万と言ったところなので、少なくはないけど決して多い額でもありません。
退職して中退共を受け取った時点で貯金が1,000万円を超えました。
勿論、就職前に貯金などはありませんでした。(無職だったからね!)
これで1,000万貯まったと言う事は、4年半を700万円、1年を150万強、月当たり13万円(含通勤手当)で生活していたことになります。通勤手当は1万円程度だったので、実質的には12万円/月ですね。(賞与も出てましたが面倒なので均等割りしてますw)
家賃光熱費等私生活の全てを含めてこの額で生活していました。それでも4年半で1,000万円。貯蓄のために何かを我慢したことも、意識してお金を貯めるようなこともしていないのですが。
その証拠と言っては何ですが、この4年半の間にバイクを3台も乗り換えてます。乗り換えの車両代が計120万ほど、ガソリン代やバイクウエア代等も含めて維持費に40万ほど使っています。更に社労士資格取得のために予備校にも通いましたし、PCも3台購入してます。
この当時から家計簿をきっちりつけてました。
また、就職するまで司法浪人(という名の無職)だったため、一般的な生活費は非常に切り詰めた生活をしてたのは事実です。就職しても司法浪人時代と同じアパート(風呂便所台所なしの6畳一間23,000円)にそのまま住んでました。
食費は今も大して変わりませんが、3~3.5万円/月と単身だと思えば少し多めかもしれません。
アパートに1つだけあったコインシャワーで2日に1回程度入浴。
シャワーを浴びない日は頭は共同炊事場で洗ってましたし、身体はお湯で拭いてましたし、洗濯はこれまたアパートに備え付けの洗濯機でコマめにちゃんと洗ってました。
自分では清潔にしていると思ってましたが、当時の同僚たちはどう思っていたのか判りません(呆)
これらの事から言えるのは、お金を貯めるには『固定費を可能な限り削り、お金の出入りをしっかりと把握しておく』のが一番の近道だと言う事でしょう。
『1,000万円をゼロから投資で稼ごう!』と少額の貯金を種銭にして投資(含むFXやビットコイン)を始めるのはリスクが大きいと思います。
1,000万円程度の額を貯められない様な人が貯金よりもはるかにリスクの大きい投資を上手くやり遂げられるとは思えないんですよね。
なんでもそうですが、一発逆転を狙う人はそもそも…ww
1,000万円程度なら単打を積み重ねた方が速く確実に達成できると思います。