早期リタイヤを目論むボクとしては、リタイヤ後、毎月どの程度使っても大丈夫なのか?を確実に知っておく必要があります。
現在でも使用額の面で生活レベルは決して高くない方ですが、リタイヤ後に「ありゃ、思ってたよりお金がない!」となってもリカバリーが難しい。
その為にも現状がどうなのか、しっかりと把握しておかなければなりません。
大前提として、現時点、つまり2018年1月からは全く収入がないものとします。(ボクは労働には向いてないんだよ!)
そんな訳で、”老後”に支出できるかを具体的に計算しておきます。
投資信託は全て現金化し、且つ全ての税金は払っておくこととします。(そうでないと実際に使える額にならないから)
退職金は2017年12月31日(つまり明日)現在で把握できる額で所得税・住民税控除後の額とします。
また、確定拠出年金は60歳時に一時金として引き出すことにして、退職金と同等の所得税&住民税を控除します。と言っても全額控除対象ですが。
確定拠出年金はiDeCoにシフトできるのですが、そうすると色々と面倒なので今回は割愛します。
一方、公的年金は今後どうなるかは全く判りませんが、今年送付された「ねんきん定期便」に記された額の半額を70歳から受給できるものとします。
公的年金にも所得税等が掛かりますが、上記額だと年間50万円未満で源泉徴収の対象外。今回はそれを考慮しないことにします。
確定拠出年金は60歳、老齢厚生年金70歳で初めて”現金化”しますが、全部ならして考えます。(お金に色はついてないからね!)
ざっと計算したところ、平均寿命より少し前で死ぬなら20万円/月(240万円/年)程度を使っても大丈夫。15万円/月(180万円/年)なら90歳過ぎまで行けそうです。
しかし、国民の義務として60歳までは国民年金(1万7千円/月程度)、健康保険保険料(地域によって違いますが、無収入でも年間数万円)、そして住民税への支出が必要です。当然のことながら毎月数万円の家賃、1~2万円/月の通信光熱費が掛かります。
更に投資信託の時価評価額が下がる、税や社会保険料が上がる、そしてインフレになる可能性も十分にあります。
現在でも家賃と一部通信費以外で100~140万円/年程度使っています。(2017年は110万円ほど)
社会保険料や各税金は給料から天引きされているので、それらは既に支払い済みです。
となると、15~20万円/月程度では、今よりも2~3割は節制した生活が必要になります。今でもそれ程贅沢しているつもりはないのに。つまり、全然足りない。
これからも家電や家具の買い替えは確実にあるし、バイクもあと数回は買い替えつつ、乗り続けたい。
そして90歳以上の『長生きリスク』も考えると…ね…
そこでこれから3年間、つまりオリンピックイヤーの2020年まで働いたとして、退職金と確定拠出年金(積立のみ)をアップさせます。
投信等の評価額はそのまま、且つ新規投資は辞め、全額現預金とします。
勿論その間の現金(円)での貯金額もアップさせます。
そうすると、80代後半まで生きるなら20万円/月ほど使えます。100歳まで生きたとしても16万円/月も使えます。
どうやら、3年は働かないとダメなようです…orz