6月末にアーリーリタイアし、給与と云う名の現金収入がなくなりました。
そこで、22年9箇月もの長期に渡り、嫌々働いてきたその対価はいったい幾らだったのかを計算してみました。
その結果を見て愕然…
大卒男性の生涯収入は額面2億9千2百万円、25~30%は税・社会保険料等なのでそれを控除しても2億1~2千万円程度。
オレ、その60%もないよ…
独身とは言え、こんなんで良くリタイアで来たなww
ボクがアーリーリタイアできた理由は継続的に投資を続けてきたから。
投資期間(約17年)の単純計算で生活費を除いた手取りの半分近くを投資に回していました。(毎月の残額とボーナス相当額は生活防衛資金として現金として銀行口座へ)
タネ銭の作り方は3つ。
・固定費を減らす
持ち家・自動車・保険(特に生命保険)に金を使わないことですね。
損保は兎も角、生保は必要ないでしょう。どうしてもというなら、共済等の掛け捨てで充分です。
・衝動買いをしない
衝動買いしたものの大半は無駄になります。ボクの経験では。
ボクは書籍は1500円、その他は3000円以上の場合はタイムセールだろうが何だろうが、その時には購入しません。一晩程度考えてそれでも「欲しい」or「必要」となれば購入します。その場合、売切れてることもシバシバありますが、無駄遣いせずに済んだと思えばねww
一晩考えて購入しても無駄になるコトも結構ありましたけどねw
・専業主婦(夫)を養わない
何故ボクがその気になればフルタイムで働ける成人を養わなければならないのか。全く意味が解りません。
これはボクが結婚できなかった理由の一つでもありますがww
投資を開始した頃は、勉強不足もありロシア・インド等の新興国中心の手数料高めの投信を購入。お陰でリーマンショックで「そこそこイイ車」が買えるほどの大損失…
その後、順次損切りしつつ、ターゲットを先進国(主に米国)インデックス投信に変更し、毎月購入していました。
妙な余力を残さずにボーナス相当額も投資に回していれば、今頃はもっと優雅なリタイヤ生活だったのに!!
いや、もっと早く辞められたのに!!
返す返すも、本当に残念ですww
ボクの現有資産(現金+投資信託、除iDeCo)は生涯手取りよりも多くなってます。
勿論、投資信託は概算ですが税控除後の額です。
現有金融資産総額は慎ましやかな(=貧乏くさい)ボクの生活レベルでは現時点ですら死ぬまでに使い切れるか怪しいですww
何せ、独身男性の死亡中央値は67.2歳ですからね。
15年もないよ!!!(流石にこれよりは長生きできるとは思うw)
しかし、こうやって具体的な数字を見て思うのは「継続と複利の力は本当に凄い!」ってことです。つまり資産を増やすには入金し続け、後は複利の力(と時間)にお願いすれば何とかなるってことです。
ボクと同様にそれ程の才覚はない(だが、何故か自信だけはある)けれど、仕事はサッサと辞めたいと思ってる人達!!!
ヤリタイことがある人は、準備万端整ってからではなく、可能性30%でもまずは始めて、イケそうなら続け、そうでない場合はサッサと撤退(=損切り)しましょう。
自己投資と云う自己満足ではなく、Buy & Holdで投資を始めることをお勧めします。
早めに!
いや今すぐに!!
現金は使わなければ減りはしませんが、複利を活かす時間はドンドン失われますから!!