It's My Life

ひっそり

見合い、断られた…

最近の話ではなく、かなり以前の話。

 

当時京都に住んでいたボクに父親が珍しく電話をかけてきた。

「今週末にでもこっちに来てくれないか」

しかも、スーツを着てこいと…

一体何やねん!と思いながらも神戸へ。

 

両親宅に着くと同時に、マンション屋上の緑地施設へ連れて行かれました。

父親の手にはカメラ。

へ?ナニ?と思っている間に10枚ほど写真を撮られました。

自宅に戻ってようやく説明。

父親が勤続ウン十年で働いていた会社の元部下が知人から「娘がそろそろいい歳なので、いい男性はいないか」と頼まれ、その話が父親に回ってきたそうです。

で、そのための見合い写真が必要だったと言う訳です。

当時のボクは結婚したいとも全く思ってなかったのですが、所謂『お見合い』ってものをやったことがなかったので、一度くらいはやってもいいかなということで承諾しました。(彼女もいなかったしね)

 

数週間後、再び父親から電話。

「こないだの件、あれ、なくなったから」

なくなったってどういうことやねん。

どうやら、元同僚に見合い写真と釣書を送ったところ、先方から断りの連絡があったそうです。(釣書をボクは見てないので何が書かれてたのかは知らない)

まあ、断られたんなら仕方ないな、とは思いつつ、どうして断られたのかの説明がなかったので、ちょっとモヤモヤしてました。

 

r42.hatenablog.com

当時のボクはこんな感じで地味に生活はしていたものの、勤務先は広告代理店(当時業界3~4位)、年齢的にも30代前半だったので釣書的には断られる筈もないのですが…

見合いをして断られるのではなく、見合いを断られました…

よほど、見合い写真が悪かったのでしょう。

確かに、お世辞にも外見的には良いとは言えませんから…orz

 

それから7~8年ほど経ち、ボクは2回転職し、今の会社に勤めてしばらく経った頃、某社からの出向者がボクの職場にやってきました。

その出向者ってのが父親の元部下。(世間って案外狭いww)

出向開始から3箇月ほど経過した頃、出向者の勤めていた工場の話になり、その街に住んでたことありますよって感じで話していたら、

「もしかして”ボク”さんのお父さんは○○さんですか?」

「はい」

「実はそうじゃないかと思ってたんですよ」

 ボクの名字が少し珍しいことと全体の雰囲気が似ているらしく、初日からそう思ってたそうです。(顔はあまりにてないと思うのですがww)

その出向者から聞いたところ、ボクとの見合いを断った女性はその後、何度かのお見合を経て結婚し、数年で離婚、シングルマザーに。

詳細は聞きませんでしたが、結構色んなことをやらかして離婚されたそうです。しかし、親権だけは放さず、養育費を貰って仕事もせずフラフラしてると。しかも実際の育児は母親まかせ。(7~8年前の話)

出向者は知人に頼まれただけで、その娘さんに一度も会ったことはなく、当時はその人柄を全く知らなかったそうです。

 

そんな話を聞いて『嗚呼、見合いしなくてよかった!』と思ったのでしたww