30歳になった月の初めから今年の6月末まで、労働に勤しんでいました。
嘘です。
1日でも早く辞めたいと思ってました(笑)
それでも一応、会社組織に身を置いて働いていました。
最初の会社が約4年半、2つめの会社が7箇月半、最後の会社が17年9箇月のトータル22年9箇月。
まあ、よく働きました。
勿論、会社に多大なる貢献をしたという意味の「働いた」ではなく、自分の時間をここまで"切り売り"できたもんだと云う勿体無いなと云う意味です。
MBAホルダーですが、「ボク自身の労働」に全く価値を見出してません。
「給与泥棒ではなかったよな?」と元同僚たちに聴いても、誰一人として同意してくれないと思います(呆)
さて、今回、改めて過去の収入を振り返ったのには理由があります。
現在失業保険(基本手当)を受給中ですが、この原資が我々の毎月の給料から天引きされている雇用保険だからです。
勿論従業員だけではなく、会社負担もあります。
令和5年度は労働者負担6/1000、事業主負担9.5/1000です。
※保険料率はほぼ毎年改定されます。
3年続いたコロナ禍のお陰で給付が増大したため、今年は料率が高くなっています。無職のボクにはもはや全然全く関係ないですけどね!
で、ボク自身が負担した雇用保険料の総額は幾らだったかと云うと722,878円でした。
23年近く働いていましたが、案外少ないですね。
一方、受給する失業保険ですが、ボクの場合基本手当日額8,490円/日の150日支給、即ち1,273,500円となります。
雇用保険の基本手当日額が変更になります~令和5 年8 月 1 日から~
※支給日額や支給日数は年齢や労働期間、退職理由等によって異なります。
なお、20年近く前になりますが、大学院修了時に教育訓練給付金として200,000円受給しているので、雇用保険からの受給総額は1,473,500円となります。
ボクが負担した雇用保険(自己負担分)は22年9箇月で722,878円なので黒字ですね。
企業負担分を考えれば、少々マイナスと言ったところでしょうか。
現在、失業保険(基本手当)を受給できるのは65歳未満です。
会社によっては定年退職が既に65歳となっているでしょう。(2025年4月からは全企業が65歳定年が義務となります)
その会社で定年退職された場合、失業保険は受給できないと云うことになります。
国としては少しでも長く働いてもらって、年金受給開始年齢を下げたいと考えているハズなので、失業保険受給期間を70歳くらいまで繰り下げるのではないでしょうか?(既に法改正済みかもしれんけど)
現在は高年齢求職者給付金が支給されます。
ボクは来年2月ぐらいまでハローワークに月2回程度通い職業相談をして基本手当を満額受給する予定です。