It's My Life

下等遊民&非自発的禁欲主義者&終身名誉玄人童帝&自宅警備CEO&CFO&投資家のひっそり生活

前提が違う

インデックス投資界の巨匠、水瀬さんの最新エントリーです。

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米国人著者によって米国人向けに書かれた上記の古典的名著では、米国株式だけに特化して投資するようには主張していません。

当然でしょう。

米国人が、米国内で生活し、ドルで労働収入を得、その中から同国株式に投資するとなれば、極端な偏りが生じます。そこでリスク回避のために国際分散が重要という主張になるのは当然の帰結です。

これは、日本人が、日本国内で生活し、円で労働収入を得、日本円で日本株にのみ投資するのは危なっかしいんじゃないの?という主張と同じです。

これを回避するために、S&P500をはじめとした米国株式インデックスに投資するのです。つまり、大元の大前提が異なるのです。

日本で円で生活する人間が米国株式インデックスに投資した時点で国際分散投資となっているのですよ。

なんでこの程度の事が判らんのでしょうかね?

 

ボクも、米国株式インデックス集中投資です。

でも、資産の全てをこれに投資している訳ではありません。

米国株式インデックス絶賛の人の殆がそうでしょうけど、日本円で貯蓄もしているでしょう。(割合はそれぞれでしょうが)