It's My Life

ひっそり

進学と奨学金

toyokeizai.net

両親は高卒でわたしと妹を育て上げたため、『女の子だから』というよりも『大学に行かなくても社会で活躍できるんだ』という考え方の持ち主でした。

『活躍』の定義が判らないけれども、48歳の子供がいる高卒夫婦だと現在70代前半、1950年前半生まれってところかな?

このくらいだと、金の卵とは言わないまでも、就職に困る様なことはなかっただろうし、それなりの規模の企業には入れれば60歳定年まではリストラのリスク少なく働けたでしょう。

48歳のこの女性が大学進学するのは30年前の1993年頃か。

バブル弾けて就職氷河期が始まる直前だな。

当時の両親が「高卒でも社会で活躍できる」と言った考えを持つのも判らんでもない。

でも、大卒と高卒では生涯収入が少なくとも1億円は違うし、職業選択の自由度が全然違うことに気付けない程度に"学"はなかった事が分かる。

畠中さんは東京近辺の実家から駒場東大前まで片道2時間をかけて通った。

しかも、東大だと言うのに学費を一切出さないと言うのは、ある意味凄いな。

大学院まで850万円もの奨学金を借りてもペイできたと思う。(大学は東大)

 

個人的には、MARCH・関関同立以上の大学(文系なら)に行ける学力があれば、利子付きであっても奨学金を借りてでも進学べきだと思う。

それ以下の大学は今後はペイしないだろうな。(学部によってはMARCHでも危ない)

大学卒業直後の新卒採用は、努力や能力ではなく、大学3年時の景気如何と言う"運"によるものが大きい。しかし、第2新卒時の転職活動は能力や経歴が大きく影響するから少しでも良い大学に行った方がイイ。(新卒カードは原則1回だが、有効期間は以前より長くなっていると思う)

 

MARCH・関関同立は世間的には大したことない大学の様に言われるが偏差値は概ね60以上なので、受験生の上位16%程度。

komoriss.com

この女性の様に家族の理解がなく進学できない人がいることを考えると、同世代のトップ15%に入る優秀な人達と言える。一般的にはハードルはかなり高いと思うけどね。

 

取り留めないけど、この記事からボクが思ったのは、それなり以上の大学に進学できるならばしといた方が良いと言うことです。